ふだんは小さな課題でも、災害を機に大きな課題になることがあります。災害時にできるだけ被害を小さくするために地域や学校での防災訓練・人材育成への参加協力等を通して、地域の方々・関係機関の方・各団体の連携やネットワークづくりに努め、顔の見える関係づくりに取り組んでいます。
一緒に災害について考えてみたいな!知りたいな!と思ってくださった方は、ぜひ減災地域ささえあいセンターにご連絡ください。
地域防災活動への参加・協力
ふだんから各自治区や団体等、地域のみなさんとの顔のみえる関係づくりを大切にしています。
地域の防災活動等に参加する際は「何を伝えたいか」「誰に伝えたいか」という想いや課題をしっかりと共有し、クイズやパネル・動画等を用いて、わかりやすく伝えられるように工夫しています。
命を守るための「防災・減災教育の実施」(学校・地域等)
地域にはいろんな人が住んでいます。それは、災害が起きたときも同じです。ふだんからの「つながり」を大切にすることが、もしものときの命を守る大切な備えの一つにつながります。
そうした「つながりの大切さ」や「自分や地域のできること」を、市内の小中学校・高等学校のみなさん、地域のみなさんと一緒に考え学び合っています。
関係機関とのネットワークづくり
災害時にできるだけ速やかに活動ができるためにも、日ごろからの備えが大切です。さまざまな機関とつながり、お互いのできることを知ることで、協定の締結や啓発講座の実施等につながっています。災害が起きた場合でも、それぞれの強みを活かして連携をします。
協定を締結している団体
・災害時における相互協力に関する協定書
半田青年会議所(平成31年4月22日)
半田南ロータリークラブ(令和4年6月20日)
・自然災害発生時における災害ボランティアセンター支援に関する協定書
連合愛知(令和3年2月26日)
連携している団体
半田災害支援ボランティアコーディネーターの会
被災地支援
大規模災害が発生した地域への職員派遣等、継続的に復興支援を行っています。
また、被災地に行くことが難しい方でも「自分のできること」でできる被災地支援として、新たに「雑巾ちくちくプロジェクト」をはじめました。タオルを雑巾に変えて被災地にお届けする取組みです。小学生から高齢の方・障がいのある方等、たくさんの地域のみなさんにご参加いただいています。これまでに、熊本県の施設・宮城県東松島市・佐賀県佐賀市社協等にお届けしました。その他、地域の施設や団体などの活動や日常生活で必要な方にもお渡ししています。
災害ボランティアセンターの啓発
大規模災害時、地域のみなさまの生活の再建のため「災害ボランティアセンター」が立ちあがります。
家具の片付けや泥だしなど、地域のみなさまの困りごととボランティアをつなぎ、被災された方に寄り添った支援を行います。
災害ボランティアセンターの役割の周知や、自分たちの出来ることを考えるきっかけとして、地域や関係機関のみなさまと、災害ボランティアセンターの設置・運営訓練を行っています。
社会福祉法人半田市社会福祉協議会 減災地域ささえあいセンター
半田市雁宿町1-22-1 雁宿ホール内
TEL:0569-25‐0002 FAX:0569-32-3435